

会社比較
法人向けファクタリングを比較|費用・必要書類・入金条件の違い
自社が利用できるか、費用を引いて必要額が残るか、支払日に間に合うか。法人向け7社の公表条件を同じ項目で比較し、見積もりで確認する点を整理します。
比較する売掛金の条件
掲載対象は、商品の納品やサービスの提供が終わり、金額と支払期日が確定した事業上の売掛金です。自社が仕入れ代金を払うための請求書や、まだ完了していない仕事を含めません。各社の審査があり、掲載条件だけで利用が決まるわけではありません。
7社の違いを先に確認する
掲載する7社はいずれも法人の利用を案内しています。掲載順はおすすめ順位ではありません。費用の「最低値」「範囲」「過去の平均」は意味が違うため、数字だけで安さを比べないでください。金額は費用を引く前の額です。
| サービス | 公表されている費用 | 金額・書類で見分ける点 |
|---|---|---|
| QuQuMoの詳細へ | 1%から。上限・追加費用は見積もりで確認 | 買取額は審査で決定。請求書と全口座3か月の明細、代表者の本人確認を準備。 |
| ペイトナーの詳細へ | 申請額の10%+振込手数料(FAQ基準) | 一人法人向け。初回申請50万円まで。口座明細3か月などを準備。振込費用は公式資料間に相違あり。 |
| Easy factorの詳細へ | 2〜8%。公式は手数料以外の費用なしと案内 | 売掛先1社あたり5,000万円を基本に、超過は相談。請求書・通帳コピー・直近の決算書を準備。 |
| PAYTODAYの詳細へ | 1〜9.5%。希望する対面対応には別途費用 | 金額の下限は公式資料間に相違あり。決算書・全口座6か月以上の明細の必須性も確認。 |
| ビートレーディングの詳細へ | 2者間10.3%、3者間6.8%は2024年度の平均実績 | 上限・下限なしの案内。売掛金資料と入金口座2か月の明細。契約時の追加書類も確認。 |
| アクセルファクターの詳細へ | FAQ目安:2社間1〜12%、3社間0.5〜10.5%。審査で範囲外も | 最大3億円の案内。売掛金資料・通帳3か月・本人確認。金額により決算書も必要。 |
| 日本中小企業金融サポート機構の詳細へ | 1.5%から。上限は見積もりで確認 | 上限・下限なしの案内。売掛金資料と口座明細3か月などを担当者と確認。 |
表は下の各社詳細の要約です。出典と確認日は各社の欄で確認できます。自社の受取額・追加費用・必要書類は、審査や見積もりで変わります。
画面から手続きを進めたい場合はQuQuMo・ペイトナー・PAYTODAY、担当者への相談から始めたい場合はビートレーディング・アクセルファクター・日本中小企業金融サポート機構が候補です。Easy factorはオンライン申込後の面談方法も確認します。

同じ項目で7社の条件を確認する
QuQuMo
- 対象法人
- 法人・個人事業主
- 申込・買取金額
- 公式は上限なしと案内。審査により決定
- 費用
- 1%から。上限と全追加費用は未確認。見積もりで確認
- 必要書類
- 法人:請求書、全銀行口座の直近3か月の入出金明細、代表者の本人確認書類。登録・契約段階まで含めて準備
- 入金・期限
- 最短2時間。必要書類が揃うことが前提
- 売掛先の関与
- 通常は2社間。原則通知不要。契約違反時などの例外は契約で確認
- 利用後の送金
- 送金額・期限は契約で確認。公開資料で具体的期限は未確認
ペイトナー
- 対象法人
- 法人も対象。公式トップは一人法人・個人事業主向け
- 申込・買取金額
- 1万円から、初回50万円、実績により最大300万円。拡大保証なし
- 費用
- 申請額10%+振込手数料(FAQ基準)。公開情報に相違あり
- 必要書類
- 請求書(PDF・画像)、事業用口座の直近3か月の明細、初回は免許証またはマイナンバーカード。追加の場合あり
- 入金・期限
- 最短即日。営業時間内審査開始等が条件。営業日表記に相違あり
- 売掛先の関与
- 通常は2社間。原則通知不要。契約違反時などの例外は契約で確認
- 利用後の送金
- 申請額を請求書の支払期日から3営業日後までに送金。お支払い待ち画面で金額・口座を確認
Easy factor
- 対象法人
- 法人・個人事業主
- 申込・買取金額
- 売掛先1社あたり5,000万円を基本とし、超過は相談。明確な下限はなく、手数料との兼ね合いから数十万円程度からの利用を推奨
- 費用
- 2〜8%。公式は手数料以外の費用なしと案内。実際の率は見積もりで確認
- 必要書類
- 直近の決算書、請求書、通帳コピー。明細の期間・口座範囲・本人確認の追加は確認
- 入金・期限
- 最短60分。FAQの通常目安は2〜5営業日。3〜5営業日ほど余裕を持った相談を推奨。書類・面談・銀行時間による
- 売掛先の関与
- 通常は2社間。原則通知不要。契約違反時などの例外は契約で確認
- 利用後の送金
- 自社回収の場合の送金額・期限・振込先は契約で確認。具体的期限は公開資料で未確認
公式料金・条件・公式資料2・公式資料3
確認日:2026年10月7日。入金日数は公式FAQで2026年10月12日に再確認
PAYTODAY
- 対象法人
- 法人・個人事業主・フリーランス。納品完了した確定債権は請求書発行前でも相談可能
- 申込・買取金額
- トップは10万円〜上限なし、FAQは上下限なし。10万円未満は問い合わせ
- 費用
- 1〜9.5%。オンラインは手数料のみの案内。希望する対面対応は出張費実費+事務手数料3万円
- 必要書類
- 請求書・代表者の写真付き本人確認。直近決算書と全法人口座6か月以上の明細も準備。FAQでは後2種類は必須ではないが、全口座提出の記載もあり要確認
- 入金・期限
- トップは最短30分、FAQは全書類提出後最短1営業日以内。平日9〜17時、締切は確認
- 売掛先の関与
- 通常は2社間。期日を守ることが通知不要の条件
- 利用後の送金
- FAQは売掛先からの入金日に一括送金と案内。金額は買取金額+手数料の表記。契約の金額・口座・期日を確認
ビートレーディング
- 対象法人
- 法人・個人事業主等。売掛先が個人事業主の売掛金は対象外
- 申込・買取金額
- 一律の上限・下限なしとの案内。過去の買取実績と自社の審査結果は別
- 費用
- 2024年度平均は2者間10.3%、3者間6.8%。上限や自社の料率ではありません
- 必要書類
- 売掛金資料と入金口座の直近2か月の明細。追加・契約用資料が必要な場合あり
- 入金・期限
- 相談型は最短2時間。17時以降の契約は銀行によって翌日反映
- 売掛先の関与
- 2者間・3者間に対応。3者間は取引先の協力が必要
- 利用後の送金
- 2者間は回収後に契約に従って送金。具体的な期限・金額は契約書で確認
アクセルファクター
- 対象法人
- 法人・個人事業主。赤字や創業直後も相談可能。審査あり
- 申込・買取金額
- サービス説明は最大3億円。自社が利用できる額は審査で決定
- 費用
- FAQの目安は2社間1〜12%、3社間0.5〜10.5%。審査により範囲外になる場合あり
- 必要書類
- 売掛金資料、通帳3か月分、本人確認書類。金額により決算書も必要
- 入金・期限
- 入金は最短2時間。FAQの審査は書類がそろった営業時間内で最短1時間。混雑等で変動
- 売掛先の関与
- 2社間・3社間に対応。2社間は取引先に通知せず利用可能。通知が必要になる条件は契約で確認。登記は審査により必要
- 利用後の送金
- 2社間は回収後の送金、3社間は取引先の直接払い。金額・期限は契約書で確認
サービス・入金の案内・費用・必要書類のFAQ
確認日:2026年10月12日
日本中小企業金融サポート機構
- 対象法人
- 法人・個人事業主。仕事が完了した売掛金が対象。売掛先が個人、支払遅延中などは対象外
- 申込・買取金額
- 買取金額の上限・下限なしとの案内。実際の買取額は審査で決定
- 費用
- 1.5%から。公開資料で上限は確認できないため、見積もりで総費用を確認
- 必要書類
- 売掛金資料と直近3か月の口座明細。担当者に必要資料を確認
- 入金・期限
- 相談型は審査最短30分、入金最短3時間。別サービスFACTOR⁺Uの時間とは区別
- 売掛先の関与
- 2社間・3社間に対応。3社間は取引先の協力が必要
- 利用後の送金
- 2社間は売掛先から回収後に契約額を送金。期限・振込先は契約書で確認
相談型の費用・手順・対象売掛金・買取金額
確認日:2026年10月12日
Easy factorの通常の資金化目安は2〜5営業日と案内されています。公式FAQ(確認日:2026年10月15日)
必要額・期日・準備方法で違いを確認する
初回から現金50万円以上が必要な場合
ペイトナーの初回申請上限は50万円で、利用料10%を引くと45万円から振込費用を引いた額になります。初回の枠だけでは現金50万円に届きません。希望額が大きい場合は、ほかの会社へ費用控除後に必要な額を伝えて見積もりを取ります。
請求書の期日が先にある場合
ペイトナーは申請日から70日以内、PAYTODAYは最大90日後の請求書に対応する案内です。QuQuMo・Easy factorの対応日数は今回の公開資料では未確認です。売掛金の期日を伝え、対象になるか聞きます。

見積もりを受け取ったら確認すること
同じ請求書でも、会社ごとに受取額や契約条件が変わります。見積もりを比べるときは、次の3点をそれぞれ書面や申込画面で確認してください。
費用をすべて引いた後に、いくら残るか
「口座に振り込まれる金額」と「別に支払う費用」を分けて確認します。手数料に加えて振込費用や登記などの費用がある場合は、誰が・いつ・いくら負担するかも確認してください。
たとえば、振込額が90万円でも別払いの費用が2万円あれば、支払いに使えるお金は88万円です。これは費用の見方を示す仮の例で、特定社の見積もりや相場ではありません。
必要な日時までに、どの手続きが残っているか
書類提出・審査・契約・振込のうち、まだ終わっていない手続きを確認します。「審査結果が出る時刻」と「口座に入る時刻」を分け、追加書類が必要な場合の予定も確かめてください。
最短時間に自社の準備時間は含まれているとは限りません。経理担当者と、明細や決算書を用意できる日時を先に合わせておくと、具体的な日程を相談できます。
取引先から入金された後、何をするか
自社で売掛金を受け取る契約では、後から送金する金額・期限・振込先を確認します。3社間など取引先から直接支払う契約では、取引先への説明と支払先の変更手順も確認してください。
売却した売掛金は、翌月の給与・家賃・仕入れに使えるお金から外して資金繰りを確認します。取引先の支払いが遅れた場合や、契約に違反した場合に自社が負う責任も、契約書で確認してください。
見積もりの取得と契約への同意は別の判断です。同じ売掛金を二重に売却しないよう、比較中・契約済みの区別を経理担当者と共有します。
高額な手数料で資金繰りが悪化する危険については、金融庁の注意喚起も確認してください。
公式資料に違いがある項目
ペイトナーの振込費用・審査日、Easy factorの面談と通常所要日数、PAYTODAYの金額下限・書類の必須性・入金時間は公式資料間で違いがあります。公開情報だけでは確定できない項目は、自社の申込みに適用される条件を窓口で確認します。

